大学生・学生の献血|18歳から全種類。キャンパス献血と続け方

公開 2026/06/10・更新 2026/10/10

大学生になると18歳から200mL・400mL・成分献血のすべてが対象になります(各基準を満たす場合)。キャンパスに献血バスが来る学校も多く、授業の合間に参加できます。一人暮らしで食事が偏りがちな学生はヘモグロビンで見送りになりやすいので、鉄分を意識しておくのがコツ。時間に余裕のある学生時代は、成分献血デビューにも向いています。
⚡ 30秒でわかる要点
📑 目次
  1. 学生ができる献血
  2. キャンパス献血(献血バス)の流れ
  3. 学生時代は成分献血デビューに向いている
  4. 一人暮らしの学生が見送りになりやすい理由
  5. 試験・部活・サークル・バイトとの兼ね合い
  6. 本人確認とラブラッド
  7. 若い世代の献血者が減っている
  8. 初めてなら
  9. よくある質問

学生ができる献血

年齢できる献血体重の基準
18歳〜200mL・400mL・血漿成分・血小板成分400mLは50kg以上。200mL・成分は男性45kg・女性40kg以上
17歳(大学1年の早生まれなど)男性は200mL・400mL、女性は200mLのみ同上

ヘモグロビンは400mLで男性13.0・女性12.5g/dL以上、200mLで男性12.5・女性12.0g/dL以上、成分献血で12.0g/dL以上です。血圧・脈拍・体温の基準もあります(献血できる条件の一覧)。

キャンパス献血(献血バス)の流れ

大学や専門学校が血液センターに申し込むと、献血バスがキャンパスに来て献血を受け付けます。学生課や学生団体が窓口になっていることが多く、掲示やポータルで日程が案内されます。

  1. 受付で本人確認(初回は学生証・運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類)。2回目以降はラブラッドアプリのバーコード。
  2. タブレットで問診に回答、健診医の問診、血圧・脈拍・体温の測定。
  3. 指先から少量採血してヘモグロビンを測定。
  4. バス内のベッドで採血10〜15分(原則400mL)。
  5. 10分以上休憩。水分をとる。

全体で30分〜1時間が目安で、空きコマや昼休みに参加できます。昼休みに行くなら先に昼食を。献血バスは全血のみなので、成分献血は献血ルームへ(献血バスとは・団体献血の仕組み)。

学生時代は成分献血デビューに向いている

成分献血(血漿・血小板)は採血に40〜90分かかりますが、赤血球を体に戻すため鉄分の喪失が少なく、次の献血まで2週間で済みます。時間に余裕があり、体力もある学生時代は始めやすい献血です。血小板献血はがんや白血病の治療に不可欠で、血小板製剤の有効期間は採血後6日と短いため、若い献血者の継続的な協力が求められています。献血ルームのリクライニングベッドでテレビや動画を見ながら過ごせます(初めての成分献血・血小板献血とは)。

一人暮らしの学生が見送りになりやすい理由

献血できない理由の約59%はヘモグロビン不足です。一人暮らしで食事が偏る、朝食を抜く、ダイエット中、運動部で消耗が大きい、といった学生はヘモグロビンが基準に届きにくくなります。対策は難しくありません。

詳しくは「貧血・鉄分と献血」「ヘモグロビンが足りないと言われたら」へ。

試験・部活・サークル・バイトとの兼ね合い

試験期間:献血で集中力が落ちる公式のデータはありませんが、睡眠不足の状態は見送り対象で気分不良の誘因。試験勉強で徹夜が続く時期は避け、試験が終わってから。
運動部・体育会:献血当日は激しい運動を避けるよう案内されている。試合や大会、合宿の直前は避け、オフの日に。持久系競技は鉄不足になりやすいので食事に注意。
飲み会・新歓:当日すでに飲酒していると献血できず、献血後も直後の飲酒は避ける。飲み会の日の献血は早い時間に済ませ、量は控えめに。二日酔いの朝も見送り。
立ち仕事・力仕事のバイト:献血後に立ちくらみが起こることがある。献血の日はデスクワーク系のシフトか、バイトのない日に。
帰省・旅行:海外旅行から帰国後4週間は献血できない。国内の帰省は問題なし。帰省先の会場でも献血できる。

本人確認とラブラッド

初回は本人確認書類を提示します。日本赤十字社は氏名・生年月日・顔写真の3項目を確認しており、顔写真つきの学生証で足りることが多く、マイナンバーカードや運転免許証があれば確実です。献血後はラブラッドに登録しておくと、2回目以降はアプリのバーコードで受付でき、検査結果や次回可能日も見られます。献血未経験でも「プレ会員」として登録できます(持ち物・ラブラッドの使い方)。

若い世代の献血者が減っている

令和7年(2025年)の延べ献血者は約499万人で、年代別では50代が最多(31.7%)、20代は13.1%です。10代・20代の献血者数は長期的に減少しており、輸血を必要とする高齢の患者さんが増える一方で、献血できる世代は減っています。学生時代に献血を経験した人はその後も続ける傾向があるとされ、キャンパス献血は将来の献血者を育てる場でもあります。年に数回、無理のない範囲で続けることが、最も大きな貢献です(日本の献血者数・献血率・無理なく続ける頻度)。

初めてなら

当日の流れは「初めての献血ガイド」、不安の解消は「献血が怖い人へ」を読んでおくと安心です。前日にしっかり寝て、食事と水分をとってから行きましょう。

🩸 近くで献血できる場所を探す

よくある質問

Q. 大学生は400mL献血できますか?
A. 男性は17歳から、女性は18歳から400mL献血ができます(体重50kg以上、ヘモグロビン基準を満たす場合)。多くの大学生が対象です。

Q. 学校に献血バスは来ますか?
A. 大学や専門学校が団体献血を申し込むと、献血バスがキャンパスに来ます。学生課や学生団体が窓口のことが多く、日程は掲示やポータルで案内されます。

Q. 学生証だけで献血できますか?
A. 初回は顔写真つきの学生証なら使えることが多いです。顔写真がない学生証は、日本赤十字社の案内では複数の提示が必要な書類の例に入っているため、健康保険証などと組み合わせるか、マイナンバーカードを持参してください。

Q. 成分献血は学生でもできますか?
A. 18歳から可能です。採血に40〜90分かかりますが、鉄分の喪失が少なく2週間で次の献血ができます。献血ルームで実施しています。

Q. 試験前に献血しても大丈夫ですか?
A. 睡眠不足の状態は見送り対象で気分不良の誘因になります。徹夜が続く時期は避け、体調の整った日に献血してください。

Q. 部活の試合前に献血できますか?
A. 献血当日は激しい運動を避けるよう案内されています。試合や大会、合宿の直前は避け、オフの日に献血してください。

📚 この記事の主な根拠(内容確認日 2026/08/22)
※本記事は日本赤十字社・厚生労働省などの公開情報にもとづいています(ページ生成 10/19)。採血基準や延期期間は改定されることがあり、献血の最終的な可否は当日の会場で健診医が判断します。最新情報は日本赤十字社・ラブラッドでご確認ください。

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