献血のボランティアに参加するには|窓口・活動内容・高校生と大学生の参加例・証明書

公開 2026/10/10・更新 2026/10/11

献血のボランティアに参加したいときの窓口は、住んでいる都道府県の赤十字血液センターです。活動は献血会場や街頭での呼びかけ、会場での案内、献血イベントの企画・運営などで、高校生・大学生には学生献血推進ボランティアの募集があります。ボランティア活動証明書は地域ごとの扱いで、長崎県の高校生向け募集では通算6時間の活動で発行されます。
⚡ 30秒でわかる要点
📑 目次
  1. 献血ボランティアの種類と窓口
  2. 参加するまでの流れ
  3. 高校生が参加する場合(長崎県の募集例)
  4. 大学生・専門学生が参加する場合(石川県の例)
  5. 呼びかけで聞かれやすいことと答え
  6. ボランティア活動証明書がほしいとき
  7. 履歴書に書ける?ボランティア休暇は使える?
  8. 保険・費用
  9. 続けた人への表彰
  10. ケース別
  11. よくある質問

献血ボランティアの種類と窓口

日本赤十字社「献血のボランティアに参加したい」「赤十字ボランティア Q&A」ほか(2026年10月確認)
種類主な活動窓口
血液センターの個人ボランティア献血の呼びかけ、献血バスや献血ルームでの呼びかけ、献血イベントの運営・企画・準備、献血者の接遇、会場での案内、電話やハガキによる献血協力の依頼最寄りの血液センター
学生献血推進ボランティア学内献血での呼びかけ、献血ルームや商業施設でのキャンペーン、SNSなどでの広報都道府県の学生献血推進組織・血液センター
団体・企業のボランティアグループでの活動、仕事の知識や技術を生かした社会貢献活動最寄りの血液センター
赤十字ボランティア(献血推進を含む)献血推進キャンペーンの実施、献血者の受付や案内など日本赤十字社の都道府県支部のボランティア担当

日本赤十字社の案内は、個人・団体どちらも「詳しくはお近くの血液センターにお問い合わせください」としています。全国一律の申込フォームはなく、募集の有無や時期は都道府県ごとに違います。職場や学校で献血バスを呼ぶ側に回りたい場合は「団体献血の仕組み」へ。

参加するまでの流れ

  1. 募集を探す:住んでいる都道府県の赤十字血液センターのサイトで「ボランティア」「学生献血推進」の案内を探す。見つからなければ電話で問い合わせる
  2. 申し込む:募集ごとに方法が違う。長崎県の高校生向け募集はポスターのQRコードからネット申込で、締切は原則として活動予定日の前月20日。石川県の学生献血推進委員会は事務局へ連絡する形
  3. 研修を受ける:長崎県の例では初回の活動時に約1時間の研修がある
  4. 活動する:参加できる日時を選んで活動。石川県の学生組織は「各活動への参加は自由」としている

高校生が参加する場合(長崎県の募集例)

長崎県赤十字血液センター「令和8年度 献血ルーム『西海』高校生呼びかけボランティア募集要項」より
項目内容
参加資格ボランティア活動に興味のある高校生
活動内容プラカードや配布物を使った街頭での献血の呼びかけ
日時火曜日を除く10:00〜12:00、13:00〜17:00の都合のよい時間
申込みポスターのQRコードからネット申込。原則として本人が申し込む。締切は活動予定日の前月20日
証明書通算6時間活動した生徒に「ボランティア活動証明書」を発行。初回の研修(約1時間)は時間に含まない
保険赤十字ボランティア保険に血液センターで加入(希望者のみ)
注意食事や交通費の支給はない。飲み物は献血ルームのジュースサーバーを使用可。真夏・真冬は暑さ寒さ対策が必要

参加資格は「ボランティア活動に興味のある高校生」で、献血できることや献血経験は条件になっていません。高校生自身も16歳から200mL献血ができます(高校生の献血)。

大学生・専門学生が参加する場合(石川県の例)

石川県学生献血推進委員会のパンフレット(2023年3月)では、学生ボランティアの主な活動として次が挙げられています。

同じパンフレットは「各活動への参加は自由だから、授業やバイト、趣味などとも両立できる」としています。大学の献血バスの日に呼びかけをする、自分が献血する日に合わせて参加する、という関わり方もできます(大学生・専門学生の献血)。

呼びかけで聞かれやすいことと答え

呼びかけをしていると、通りがかりの人から質問を受けます。よく聞かれることは、公式の基準で答えられるようにしておくと安心です。

聞かれること答え(日本赤十字社の基準)
時間はどれくらい?全血献血は採血10〜15分、受付から休憩まで全体で30分〜1時間が目安。成分献血は採血に40〜90分
誰でもできる?年齢は16〜69歳(種類で違う)、400mLは体重50kg以上。体調や薬、海外からの帰国後4週間などで見送りになることがある(献血できる条件)
初めてだけど何がいる?本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど)。2回目以降はラブラッドアプリ
痛い?怖い?針を刺すときにチクッとする痛みはある。気分不良は約140人に1人で、多くは休めば回復(献血が怖い人へ)
お金はもらえる?もらえない。血液法で有料の採血が禁止されている。飲み物や記念品は感謝のしるし(献血の「なぜ?」)

ボランティア活動証明書がほしいとき

献血ボランティアの活動証明書について、全国共通の発行ルールを示した日本赤十字社の公式記載は見当たりません。長崎県のように「通算6時間」と条件を決めて発行している募集もあれば、記載のない募集もあります。進学や就職の書類に使う予定があるなら、申し込む前に、証明書が出るか、何時間で出るか、研修時間を含むかを血液センターに確認してください。

履歴書に書ける?ボランティア休暇は使える?

履歴書:ハローワークの「応募書類の作り方」パンフレット(厚生労働省)は、履歴書の「特技」欄について、応募先で生かせる技能・技術を書く方法のほかに、「趣味」「スポーツ」「ボランティア活動」などの個人的な活動を書く方法もあるとしています。ただし、個人的な活動より「志望の動機、アピールポイント」や技能・技術を優先し、書く場合も仕事に関係するものを優先するよう案内しています。厚生労働省の履歴書様式例では、この欄は「志望の動機、特技、好きな学科、アピールポイントなど」という1つの欄です。

ボランティア休暇:厚生労働省の「働き方・休み方改善ポータルサイト」によると、ボランティア休暇は法律で義務づけられた休暇ではなく、会社が就業規則で任意に定める「法定外休暇」の一つです。勤め先に制度があるか、献血推進の活動が対象になるかは、会社の就業規則で確認してください。同サイトの就業規則記載例では、対象の活動を地域貢献活動・社会貢献活動・自然環境保護活動・災害復興支援活動としています。

保険・費用

赤十字ボランティア保険は、ボランティア個人を被保険者として日本赤十字社がまとめて保険会社と結んでいる団体契約で、活動中のけがや事故に備えるものです。申込みは日本赤十字社の都道府県支部や施設で受け付けています。交通費や食事について、長崎県の募集は支給なしと明記しています。参加にかかる費用の扱いは募集ごとに確認してください。

続けた人への表彰

日本赤十字社「献血者顕彰規程」資料の、献血推進団体・献血団体・献血推進者の表彰
活動年数表彰
5年以上支部長感謝状(銀枠)
10年以上支部長感謝状(金枠)
15年以上銀色有功章(銅板額)
20年以上金色有功章(銅板額)
金色有功章の受章後10年ごとに感謝状

献血した回数の表彰(10回・30回・50回の記念品など)とは別の仕組みです(献血の表彰制度)。

ケース別

病歴や体重の基準で献血できないが、何か関わりたい:呼びかけや会場の案内は献血しなくてもできる活動です。最寄りの血液センターに個人ボランティアとして問い合わせてください(献血を断られた日へ)。
高校生で、活動証明書を書類に使いたい:住んでいる県の血液センターに、高校生向けの募集と証明書の条件を先に確認します。長崎県の例なら通算6時間(初回研修を除く)です。
社会人で、週末だけ手伝いたい:献血ルームや献血イベントの多い週末の活動があるか、血液センターに相談してください。
会社として協力したい:社員がボランティアとして参加するほか、職場に献血バスを呼ぶ団体献血という形もあります(会社に献血バスが来る日)。
🩸 近くで献血できる場所を探す

よくある質問

Q. 献血できない人でもボランティアに参加できますか?
A. 呼びかけや会場の案内は献血しなくてもできる活動です。長崎県の高校生向け募集の参加資格も「ボランティア活動に興味のある高校生」で、献血できることは条件にしていません。募集ごとの条件は血液センターに確認してください。

Q. 何歳から参加できますか?
A. 全国共通の年齢条件を示した公式記載は見当たりません。高校生を対象にした募集例(長崎県)があり、大学生・専門学生は各都道府県の学生献血推進組織で活動できます。年齢条件は募集ごとに確認してください。

Q. 交通費は出ますか?
A. 長崎県の高校生向け募集は、食事や交通費の支給はないと明記しています。扱いは募集ごとに違うため、申込み前に確認してください。

Q. ボランティア活動証明書はもらえますか?
A. 地域や募集によります。長崎県の高校生向け募集では通算6時間(初回の研修約1時間は含まない)の活動で発行されます。書類に使う予定があるなら、申込み前に発行の有無と条件を確認してください。

Q. 1回だけの参加でもいいですか?
A. 石川県の学生献血推進委員会のように「各活動への参加は自由」としている組織もあります。単発の参加ができるかは募集ごとに確認してください。

Q. 献血ボランティアの経験は履歴書に書けますか?
A. ハローワークの応募書類パンフレット(厚生労働省)は、履歴書の特技欄に「ボランティア活動」などの個人的な活動を書く方法もあるとしています。ただし志望の動機・アピールポイントや仕事に生かせる技能を優先し、書く場合も仕事に関係するものを優先するよう案内しています。

Q. 会社のボランティア休暇で参加できますか?
A. ボランティア休暇は法律で義務づけられた休暇ではなく、会社が就業規則で任意に設ける休暇です(厚生労働省「働き方・休み方改善ポータルサイト」)。制度があるか、献血推進の活動が対象になるかは勤め先の就業規則で確認してください。

Q. 活動中にけがをしたら?
A. 日本赤十字社の赤十字ボランティア保険(団体契約)があり、都道府県支部や施設で申込みを受け付けています。長崎県の募集では希望者が血液センターで加入できます。

📚 この記事の主な根拠(内容確認日 2026/08/22)
※本記事は日本赤十字社・厚生労働省などの公開情報にもとづいています(ページ生成 10/19)。採血基準や延期期間は改定されることがあり、献血の最終的な可否は当日の会場で健診医が判断します。最新情報は日本赤十字社・ラブラッドでご確認ください。

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