献血バスとは?仕組みと当日の流れ、近くの運行を探す方法

公開 2026/06/10・更新 2026/10/10

献血バスは、都道府県の赤十字血液センターが運行する移動採血車です。献血ルームのない地域や、職場・学校・商業施設の駐車場まで来て、その場で全血献血(原則400mL)を受け付けます。予約なしで立ち寄れる会場が多く、流れは献血ルームと同じで30分〜1時間ほど。ただし受付時間は会場ごとに違い、1〜2時間しか停まらない会場も珍しくありません。
⚡ 30秒でわかる要点
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献血バスの日程は都道府県ごとの血液センターに分かれて掲載されているため、県をまたいで探すのが難しいという事情があります。
📑 目次
  1. 献血バスの仕組み
  2. 献血バスでできる献血
  3. 当日の流れ・所要時間
  4. 受付時間の実態:短い会場が多い
  5. 予約は必要?
  6. 献血バスに向いている人・向いていない人
  7. 服装と持ち物
  8. 近くの献血バスを探すには
  9. よくある質問

献血バスの仕組み

献血バスは、都道府県の赤十字血液センターが所有・運行する採血専用の車両で、車内に採血ベッドと機材を備えています。看護師などの職員が同乗し、受付・問診・検査は隣接するテントや施設内、採血はバスの中で行うのが一般的です。採った血液は保冷して血液センターに運ばれ、検査・製剤化を経て医療機関に供給されます。献血ルームで採った血液と行き先も安全基準も同じです。

運行先は大きく2種類あります。ひとつは企業・学校・自治体などの団体献血(献血バスを職場・学校に呼ぶ方法)、もうひとつはスーパーや駅前、ショッピングモールの駐車場などで一般の方を受け付ける街頭献血です。団体献血の会場でも一般の方が受け付けられる場合と、団体の関係者だけの場合があります。

献血バスでできる献血

献血バスで実施しているのは全血献血のみで、輸血医療の需要から原則400mL献血への協力が呼びかけられています。400mL献血ができるのは男性17〜69歳・女性18〜69歳、体重50kg以上の方です(65〜69歳は60〜64歳に献血経験がある方)。200mLの受け入れは血液の在庫状況や会場により異なるため、400mLの基準を満たさない方は事前に血液センターへ確認するか、献血ルームを選ぶと確実です。血漿・血小板の成分献血は装置が必要なため、バスでは実施していません(献血バスは予約なしで行ける?できる献血の種類)。

当日の流れ・所要時間

  1. 受付:初めての方は本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど。生年月日の確認が中心で、提示できない場合は口頭確認になることも)。2回目以降はラブラッドアプリのバーコードか、カナ氏名・生年月日の申告。
  2. 体重測定・問診:タブレットで質問に回答し、健診医の問診、血圧・脈拍・体温の測定。
  3. 事前検査:献血バスでは2020年から順次、指先から少量の血液を採る方式に変わりました。腕に2回刺される不安は指先のチクッで済みます。
  4. 採血:バス内のベッドで10〜15分。針と採血バッグは使い捨てです。
  5. 休憩:10分以上。水分をとります。運転する方は30分以上休んでから。

全体で30分〜1時間が目安です。団体献血と重なる時間帯は受付に列ができることがあります。

受付時間の実態:短い会場が多い

献血バスは1日に複数の会場を回ることがあり、1か所あたりの受付時間は会場ごとに大きく違います。献血マップが集約している全国約3,000会場の受付時間を集計すると、受付時間の中央値は4時間ですが、2時間以内の会場が約3割、90分以内の会場も2割近くありました。「10:00〜11:30」のような短い枠の会場では、少し遅れると受付が終わっています。昼休憩をはさんで「10:00〜12:00、13:00〜16:00」のように分かれる会場も多いので、行く前に必ずその会場の受付時間を確認してください。

予約は必要?

献血バスは予約なしで受付時間内に立ち寄れる会場が多いのが特徴です(先着順)。一方で、予約献血を推進している県では、街頭の献血バスでもラブラッドから予約できる会場があります。献血マップの会場カードに予約リンクがある会場は予約に対応しています。確実に受けたい日や、団体献血で混雑が予想される日は、予約できる会場を選ぶとスムーズです(当日予約のルール)。

献血バスに向いている人・向いていない人

向いている献血ルームのほうがよい
近くに献血ルームがない成分献血をしたい
職場や学校、買い物先に来ている200mL献血を希望、または400mLの基準を満たさない
400mL全血献血で協力したい初めてで不安が強く、落ち着いた環境がよい
予約なしでふらっと協力したい時間を正確に読みたい(予約枠で管理したい)

違いの詳細は「献血ルームと献血バスの違い」へ。

服装と持ち物

採血はバス内のベッドで横になって行うため、袖をひじの上まで上げやすい服が快適です。受付や休憩を屋外のテントで行う会場では、夏は暑さ対策、冬は待ち時間の防寒を考えておきましょう。初回は本人確認書類、服薬中の方はお薬手帳を(献血当日の服装・持ち物)。

近くの献血バスを探すには

献血バスの運行予定は都道府県ごとの血液センターサイトに別々に掲載されていて、県をまたいで横断検索できる公式ページはありません。献血マップは47都道府県すべての運行スケジュールを毎日集約し、地図と一覧で「今日・明日・今週、近くのどこにバスが来るか」を見られるようにしています。本日の献血バス、今後7日間の日程、都道府県ページからどうぞ。中止や時間変更は公式が最も早く反映されるので、遠出する日は出発前に各血液センターの公式サイトも確認してください(献血バス日程の調べ方)。

🩸 今日、献血バスが来ている場所を見る

よくある質問

Q. 献血バスは予約が必要ですか?
A. 予約なしで立ち寄れる会場が多いです(先着順)。一部の県・会場ではラブラッドで予約できます。受付時間は会場ごとに異なり、短い会場もあるので事前に確認してください。

Q. 献血バスでも400mL献血や成分献血はできますか?
A. 全血献血のみで、原則400mLへの協力が呼びかけられています。成分献血は献血ルームで実施しています。

Q. 献血バスの受付時間はどのくらいですか?
A. 会場ごとに異なります。献血マップの集計では中央値が4時間ですが、2時間以内の会場が約3割あります。昼休憩をはさむ会場も多いので、行く前に確認を。

Q. 献血バスの採血は献血ルームと同じですか?
A. 同じです。専門職員が同じ使い捨ての針で採血し、基準も血液の行き先も同じです。事前検査だけ、バスは指先から少量採血する方式です。

Q. 献血バスで初めての献血をしても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。流れは献血ルームと同じで、初回は本人確認書類が必要です。不安が強い場合は、設備が整った献血ルームを選ぶのも一案です。

Q. 職場に献血バスを呼べますか?
A. 呼べます。最寄りの血液センターに相談すると日程や場所を調整してくれ、費用負担はありません。人数の目安は県によって異なります。

📚 この記事の主な根拠(内容確認日 2026/08/22)
※本記事は日本赤十字社・厚生労働省などの公開情報にもとづいています(ページ生成 10/19)。採血基準や延期期間は改定されることがあり、献血の最終的な可否は当日の会場で健診医が判断します。最新情報は日本赤十字社・ラブラッドでご確認ください。

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