献血ルームと献血バスの違い|どっちで献血する?
公開 2026/06/10・更新 2026/10/10
- 献血ルーム:全国124施設。全血+成分献血。受付は夕方まで。予約しやすく設備が充実
- 献血バス:全国で毎日運行。原則400mL全血のみ。その日の運行時間内。予約なしが基本
- 事前検査はバスは指先の少量採血、ルームは腕の静脈から
- 初めてで不安な人、成分献血をしたい人、時間を読みたい人はルーム。近くにバスが来ている・ついでに協力したい人はバス
- どちらも採血基準・針・血液の使われ方は同じ
比較表
| 項目 | 献血ルーム | 献血バス |
|---|---|---|
| 場所 | 駅前や商業ビルなどの常設施設(全国124施設) | 職場・学校・商業施設の駐車場などに日替わりで運行 |
| できる献血 | 全血(200mL・400mL)+成分献血(血漿・血小板) | 全血のみ。原則400mL |
| 受付時間 | 午前10時ごろ〜夕方。会場ごとに異なる | その日の運行時間内(昼休憩あり) |
| 予約 | ラブラッドで予約可。予約者優先 | 予約なしが基本。一部の県・会場は予約対応 |
| 事前検査 | 腕の静脈から少量採血 | 指先から少量採血(2020年から順次) |
| 設備 | リクライニングベッド、テレビ・DVD、ドリンク、雑誌、キッズスペースがある会場も | バス内の採血ベッド。受付や休憩はテントや施設内 |
| 待ち時間 | 混む時間帯は長め。予約で短縮 | 団体献血と重なると受付待ち |
| 所要時間 | 全血30分〜1時間、成分献血1.5〜2時間 | 30分〜1時間 |
| 探し方 | 献血マップの地図・都道府県ページ | 献血マップの本日の献血バス・都道府県ページ |
共通していること
- 採血基準:年齢・体重・ヘモグロビン・血圧などの基準は国が定めたもので、どちらでも同じです。
- 安全性:針と採血バッグは一人ひとり新しい使い捨て。採血は看護師など専門の職員が行います。
- 血液の行き先:どちらで採った血液も血液センターに運ばれ、検査と製剤化を経て医療機関に供給されます。
- 受付:初回は本人確認書類、2回目以降はラブラッドアプリのバーコードかカナ氏名・生年月日の申告。
- 費用:どちらも無償。ポイントや記念品の扱いも同じ制度です。
献血ルームが向いている人
- 初めてで不安:スタッフが多く、リクライニングベッドと休憩スペースがあり、落ち着いて臨めます(献血が怖い人へ)。
- 成分献血をしたい:血漿・血小板の成分献血はルームでしか実施していません。
- 時間を読みたい:予約すれば到着後すぐ案内されます。
- 体重50kg未満、または200mLを希望:バスは原則400mLのため、200mL献血や成分献血が選べるルームのほうが選択肢があります。
- 子連れ:キッズスペースのあるルームがあります(会場による。子連れ・付き添い)。
献血バスが向いている人
- 近くにルームがない:ルームは都市部に集中しています。バスは地方の市町村や郊外の商業施設まで来ます。
- 職場や学校に来る:移動時間ゼロで協力でき、団体献血なら同僚と一緒に行けます(団体献血の申込み)。
- 買い物のついでに:予約なしで立ち寄れます。
- 400mL全血献血で十分:医療機関の需要の中心は400mLで、バスはそれに特化しています。
献血バスで200mLや成分献血はできない?
献血バスで実施しているのは全血献血のみで、輸血医療の需要から原則400mL献血への協力が呼びかけられています。200mLの受け入れは血液の在庫状況や会場により異なるため、体重50kg未満や17歳未満の男性など400mLの基準を満たさない方は、事前に血液センターに確認するか献血ルームを選ぶと確実です。成分献血は装置が必要なため、バスでは実施していません(献血バスでできる献血)。
「バスは痛い」「ルームのほうが上手」は本当?
採血を行うのはどちらも血液センターの看護師など専門職員で、針も同じ18G(外径1.2mm)です。バスは限られたスペースで採血するため「慣れていない」という印象を持たれがちですが、採血技術に会場による差はありません。痛みや内出血は血管の状態や水分、緊張など本人側の要因が大きく、採血中に違和感が続けばどちらの会場でもその場で伝えれば対処してもらえます(献血は痛い?)。
選び方の早見
両方とも献血マップの地図で探せます。都道府県ページでは、その県のルーム一覧とバスの運行日程をまとめて見られます。
よくある質問
Q. 成分献血は献血バスでもできますか?
A. できません。成分献血(血漿・血小板)は献血ルームで実施しています。献血バスは全血献血のみで、原則400mLです。
Q. 予約なしで行きやすいのはどっちですか?
A. 献血バスは予約なしで立ち寄れる会場が多いです。献血ルームも予約なしで行けますが、予約者優先のため予約すると待ち時間を抑えられます。
Q. 初めてならルームとバスのどちらがいいですか?
A. 不安があるなら献血ルームがおすすめです。スタッフが多く、リクライニングベッドと休憩スペースが整っています。職場や学校にバスが来るなら、そのまま参加しても問題ありません。
Q. バスとルームで採血の痛みや安全性に違いはありますか?
A. ありません。どちらも専門職員が同じ18Gの使い捨て針で採血し、基準も血液の行き先も同じです。事前検査の方法だけ、バスは指先、ルームは腕と異なります。
Q. 献血バスで200mL献血はできますか?
A. 原則400mLへの協力が呼びかけられており、200mLの受け入れは在庫状況や会場によります。400mLの基準を満たさない方は事前に確認するか献血ルームを選ぶと確実です。
Q. 献血ルームは全国にいくつありますか?
A. 献血マップの集計では全国124施設です。都市部に集中しているため、地方では献血バスが主な会場になります。
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