子連れ・付き添いでの献血|会場で確認したいこと
公開 2026/06/10・更新 2026/09/05
- 子連れの可否・キッズスペースの有無は会場による。DVD・ぬり絵・おもちゃを備えたルームや、保育士が見守る日を設けるルームがある
- 採血中は子どもを見ていられない。一人で待てない年齢の子は、待てる大人の同伴か、預けられる会場・日を選ぶ
- 付き添いは待合までは一緒のことが多い。採血ベッドへの同伴は安全・衛生のため制限される場合がある
- 産後1年未満で授乳中の母親は献血不可。父親や家族の献血に影響はない
- 事前に会場の公式ページかラブラッド、電話で確認。献血バスは屋外で待つため子連れには不向きなことも
子連れ献血:会場によって大きく違う
子ども連れでの来場の可否、キッズスペースの有無、保育士の配置は、献血ルームごとに異なります。DVD・ぬり絵・絵本・おもちゃを備えたキッズスペースのあるルームや、特定の曜日に保育士がお子さんを見守る「託児デー」を設けるルームがあります。一方で千葉県赤十字血液センターは「小さなお子様をお連れになる場合」として、お子さんが一人で待てない場合は献血をお願いできないことがあると案内しています。理由は、採血中(全血で10〜15分、成分献血で40〜90分)と休憩中、保護者が子どもを見ていられないためです。
| 子どもの状況 | 考え方 |
|---|---|
| 一人で待てる年齢(小学生以上が目安) | 多くの会場で可。待合で本を読む、スマホを見るなどして待つ。受付で「子どもが待合にいる」と伝える |
| 一人で待てない年齢(未就学児) | キッズスペース・保育士のいる会場や日を選ぶ。または待てる大人と一緒に来る。会場によっては献血をお願いできないことがある |
| 赤ちゃん・ベビーカー | ベビーカーで入れるか、授乳・おむつ替えの場所があるかを事前確認。採血中に泣いても対応できないため、大人の同伴が現実的 |
| 兄弟で来る(上の子が下の子を見る) | 上の子が中高生なら可能なことが多いが、会場の判断による |
採血ベッドへの同伴は難しいことも
安全・衛生のため、採血中のベッドへの同伴は制限される場合があります。採血室は医療行為の場で、他の献血者のプライバシーもあるため、家族や友人は待合スペースで待ってもらう形が一般的です。小さな子どもを採血ベッドの横に座らせることも、針や機器に触れる危険があるため基本的にできません。「一緒にいないと不安」という初めての方は、受付で相談すれば、待合から見える位置のベッドにするなど配慮してもらえることがあります。
友人・恋人・家族と一緒に献血する
一緒に献血する場合は、それぞれが受付・問診・検査・採血・休憩の流れを進みます。同時に採血できるかはベッドの空き次第で、順番が前後することもあります。体重は計量台と表示器が分かれた体重計で測るため、同行者に数値は見えません。問診の回答も仕切りのある席で行われ、互いに見えません。一方が見送りになった場合は待合で待つか、先に帰るかを決めておくとスムーズです。初めての人は、経験者と一緒に行くと安心感が違います(献血が怖い人へ)。
高齢の親・介助が必要な人への付き添い
- 受付・問診・検査までは付き添いが一緒に進めることが多く、聞き取りの補助もできます。ただし問診の回答は本人の申告が原則です。
- 採血中は待合で待ちます。採血後の休憩と帰り道は付き添いがいると安心です(立ちくらみ・転倒の防止)。
- 65〜69歳は60〜64歳に献血経験がある方に限られます(献血は何歳まで?)。
- 車いすでの来場は、会場のバリアフリーと採血ベッドへの移乗が可能かを事前確認。
- 日本語での問診が難しい方の通訳としての付き添いは、採血中の体調変化を本人が伝えられることが前提になるため、会場に事前相談を(外国人の献血)。
授乳中・妊娠中の母親と、家族の献血
妊娠中、出産・流産後6か月未満、産後1年未満で母乳授乳中の母親は献血できません。子連れで来場して父親だけが献血する、というのは問題ありません。母親が献血できない期間に父親が代わりに協力するケースは多く、出産時の輸血を経験した家族が献血を始めることもあります(妊娠中・授乳中の献血)。
献血バスの場合
献血バスは商業施設の駐車場など屋外で受付・待機することが多く、待合スペースやキッズスペースは基本的にありません。子連れの場合、採血中に子どもを見ていてくれる大人が必要です。ショッピングモールに来ているバスなら、一方が買い物の間に献血し、もう一方が子どもを見る、という分担が現実的です(献血バスとは)。
事前に確認する方法
- 会場の公式ページ:各都道府県の赤十字血液センターのサイトにある献血ルームのページに、キッズスペースや託児デーの案内が載っていることが多い。献血マップの会場ページから公式ページへリンクしています。
- 電話:「未就学児を連れて行きたいが待てるか」「ベビーカーで入れるか」を直接聞くのが確実。
- ラブラッド:会場情報に設備の記載がある場合があります。
心配な点は事前に会場に問い合わせておくとスムーズです。会場の選び方は「献血ルームの選び方」へ。
よくある質問
Q. 子どもを連れて献血に行けますか?
A. 会場によります。DVD・ぬり絵などを備えたキッズスペースのあるルームや、保育士がお子さんを見守る日を設けるルームがある一方、千葉県センターのように「お子さんが一人で待てない場合は献血をお願いできないことがある」と案内する地域もあります。行きたいルームの公式ページで事前に確認しましょう。
Q. 付き添いの人も一緒に入れますか?
A. 待合までは一緒のことが多いですが、採血ベッドへの同伴は安全・衛生のため制限される場合があります。会場で確認を。
Q. 赤ちゃん連れでも大丈夫ですか?
A. 採血中に泣いても対応できないため、大人の同伴が現実的です。ベビーカーで入れるか、授乳・おむつ替えの場所があるかを事前に確認してください。産後1年未満で授乳中の母親は献血できません。
Q. 友人と一緒に献血するとき、体重や問診は見られますか?
A. 見られません。体重計は数値が周囲に見えない構造で、問診は仕切りのある席で回答します。
Q. 高齢の親に付き添って献血に行けますか?
A. 行けます。受付から検査までは一緒に進めることが多く、採血中は待合で待ちます。65〜69歳は60〜64歳に献血経験がある方に限られる点を確認してください。
Q. 献血バスは子連れで行けますか?
A. 屋外で待つことが多くキッズスペースはないため、採血中に子どもを見ていてくれる大人が必要です。ショッピングモールのバスなら分担して献血するのが現実的です。
次にすること
関連ガイド
- 献血ルームの選び方|受付時間・成分献血・予約・設備・口コミの見方と目的別おすすめ
- 妊娠中・授乳中の献血はできない|産後いつから再開?流産後・ミルク併用・妊活中・パートナーの献血
- 献血が怖い人へ|痛い・倒れる・断られる・血管が細い、4つの不安を数字で解消
- 献血は何歳まで?65〜69歳は「60〜64歳の献血経験」が条件。上限69歳・シニアの注意点・表彰制度
- 献血バスとは?仕組み・当日の流れ・できる献血・受付時間の実態・近くの運行の探し方
- 初めての献血ガイド|当日の流れ・所要時間・持ち物・断られる条件まで
- 外国人・外国籍でも献血できる?日本での条件・日本語の問診・在留カード・来日後4週間・出身地域による制限
- 輸血を受けた人はなぜ献血できない?期限なしルールの理由・自己血輸血・臓器移植・血漿分画製剤との違い
- 採血中のトイレ・違和感・事前検査の腕・どっちの腕・寒さ・スマホ|献血の小さな疑問にまとめて答える