献血は国家計画で動いている——2026年度の献血推進計画を読む
公開 2026/08/22
「今年、日本全体でどれだけ献血を集めるか」は、毎年、国が計画として告示しています。その中身をのぞいてみましょう。
献血推進計画とは
血液法にもとづき、厚生労働省は毎年度「献血の推進に関する計画」を告示します。令和8年度(2026年度)の計画は2026年2月27日告示(厚生労働省告示第58号)、4月1日から適用。医療で必要になる血液の量を見積もり、それを確保するための施策を国レベルで定める、いわば献血の年間事業計画です。
2026年度の数字
- 血液の需要見込み:赤血球製剤52万リットル・血漿製剤26万リットル・血小板製剤17万リットル
- 確保目標:計224万リットル——全血採血で134万リットル+成分採血で90万リットル(血漿成分60万L・血小板成分30万L)
年間延べ約500万人の献血で、この目標を満たしていく計算です。
計画に書かれている「集め方」
- 若い世代へのはたらきかけ:「はたちの献血」キャンペーンや学校での啓発。2026年度は「初めて献血した年度のうちにもう1回献血した人は、その後も続けやすい」という研究をふまえた取り組みの検討が新たに盛り込まれました。まさに習慣化が鍵ということです。
- 献血しやすい環境づくり:子育て世代に対応した託児スペースの整備なども、採血事業者の取り組みとして挙げられています。
「計画があるから安定する」
血液は貯めておけないため、需要の見積もりと確保目標を毎年引き直すこの仕組みが、輸血医療の安定を根っこで支えています。計画の全文は厚生労働省のサイトで公開されています。
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よくある質問
Q. 献血推進計画とは何ですか?
A. 血液法にもとづき厚生労働省が毎年度告示する、献血確保の国家計画です。令和8年度は全血134万L+成分90万Lの計224万リットルの確保を目標としています。
Q. なぜ毎年計画を作るのですか?
A. 血液は長期保存できず、医療需要も変動するためです。需要見込みと確保目標を毎年引き直すことで安定供給を支えています。
📚 この記事の主な根拠(内容確認日 2026/08/22)
※本記事は日本赤十字社・厚生労働省などの公開情報にもとづいています(ページ生成 9/1)。採血基準や延期期間は改定されることがあり、献血の最終的な可否は当日の会場で健診医が判断します。最新情報は日本赤十字社・ラブラッドでご確認ください。
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