血小板にも血液型がある——HPA(ヒト血小板抗原)の話
公開 2026/08/22
ABO型、Rh型、HLA……実は血小板にはさらにもう一つ「型」があります。専門サイトだからこそ、ここまで解説します。
HPA=血小板固有の血液型
日本赤十字社によると、血小板にも赤血球や白血球と同様に、血小板に固有の血液型があることが1959年の発見以来わかっており、1990年に国際統一命名法としてHPA(Human Platelet Antigen:ヒト血小板抗原)が制定されました。赤血球のABO型、白血球などのHLAに続く「第3の型」です。
HPAが問題になる場面
- 新生児血小板減少症(NAIT):お母さんと赤ちゃんの血小板の型(HPA)が合わないことで、赤ちゃんの血小板が減ってしまう病気。
- 輸血後紫斑病:輸血のあとに血小板が急減する、まれな副作用の原因になります。
- 血小板輸血不応:HLAが適合した血小板を輸血しても効果が得られないケースがあり、その原因の一つがHPAの不適合です。
HLAとHPAの違いを整理
- HLA:白血球や血小板の表面にある型。血小板輸血不応の主要因で、HLA適合血小板献血の登録制度があります。
- HPA:血小板そのものに固有の型。HLAを合わせても効かないときに疑われ、HPA適合血小板が必要になることがあります。
献血者にできること
HPA適合血小板も、もとをたどれば型の合う献血者の血小板です。血小板成分献血を続けること、そしてHLA登録に協力することが、「型が合わなくて困っている患者さん」への一番の支援になります。
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よくある質問
Q. HPAとは何ですか?
A. ヒト血小板抗原(Human Platelet Antigen)の略で、血小板に固有の血液型です。1990年に国際統一命名法が制定されました。
Q. HLAと HPAはどう違いますか?
A. HLAは白血球や血小板の表面にある型、HPAは血小板固有の型です。HLA適合血小板でも輸血効果が得られない場合に、HPAの不適合が疑われることがあります。
📚 この記事の主な根拠(内容確認日 2026/08/22)
※本記事は日本赤十字社・厚生労働省などの公開情報にもとづいています(ページ生成 9/1)。採血基準や延期期間は改定されることがあり、献血の最終的な可否は当日の会場で健診医が判断します。最新情報は日本赤十字社・ラブラッドでご確認ください。
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