成分献血の「クエン酸反応」とは?しびれを感じたら
公開 2026/08/22
成分献血中、くちびるや指先がピリピリ……。慌てなくて大丈夫。正体を知っていれば怖くありません。
正体は「血を固まらせない薬」
成分献血では、体外に出した血液が装置の中で固まらないように抗凝固剤(クエン酸ナトリウム)を使います。日本赤十字社の同意説明書には、このため「口唇や手指のしびれ感などの症状が現れる場合」があると明記されています。血液と一緒に体へ戻ったクエン酸が一時的に働くために起こる、成分献血に特有の反応です(日赤の製剤添付文書では、クエン酸による血中カルシウム濃度の低下による症状として手指のしびれ・吐き気などが挙げられています)。
感じたら、我慢せずすぐ伝える
- しびれ・ピリピリ感に気づいたら、その場でスタッフに伝えてください。採血速度を緩める・休憩を入れるなどの対応をしてもらえます。
- 症状は軽いことが多く、適切に対応すれば採血を続けられる場合もあります。「言ったら迷惑かな」と我慢するのが一番よくありません。
初めての成分献血なら知っておくと安心
成分献血は40〜90分と長く、体外循環という全血献血にはない工程があります。クエン酸反応のほか、気分不良(VVR)が起こる可能性も知っておくと、いざというとき落ち着いて対処できます。「初めての成分献血ガイド」もどうぞ。
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よくある質問
Q. 成分献血中に口がしびれてきました。大丈夫ですか?
A. 抗凝固剤(クエン酸ナトリウム)による「クエン酸反応」の可能性があります。すぐスタッフに伝えてください。採血速度の調整などで対応してもらえます。
Q. クエン酸反応は全血献血でも起こりますか?
A. 抗凝固剤入りの血液が体に戻る工程は成分献血特有のため、主に成分献血で起こる症状です。
📚 この記事の主な根拠(内容確認日 2026/08/22)
※本記事は日本赤十字社・厚生労働省などの公開情報にもとづいています(ページ生成 9/1)。採血基準や延期期間は改定されることがあり、献血の最終的な可否は当日の会場で健診医が判断します。最新情報は日本赤十字社・ラブラッドでご確認ください。