献血で血液型はいつわかる?確認方法とタイミング
公開 2026/08/22・更新 2026/10/10
- 受付後の事前検査で血液型を確認。正式判定は献血後のおもて検査(赤血球)とうら検査(血清)
- 結果はラブラッドの「献血記録」画面で献血後2〜5日程度。郵送は親展はがきで1〜2週間程度
- 当日その場で教えてもらえるかは公式に明記なし。会場によるので、確実なのはラブラッド
- 自己申告の血液型が実は違っていた、という人は珍しくない。献血は正確に知る機会
- Rhマイナスやまれな血液型が判明すると、登録の案内が届くことがある
献血では血液型がきちんと検査される
献血の受付後には血液型の事前検査があります(日本赤十字社「献血の手順」)。これは採血の前に型をおおまかに確認するもので、献血後には血液センターの検査部門で、赤血球の抗原を調べる「おもて検査」と、血清中の抗体を調べる「うら検査」の両方によってABO血液型が正式に判定されます(島根県赤十字血液センターの解説)。両方の結果が一致して初めて型が確定するため、赤ちゃんのころに調べたきり、親から聞いただけ、という「自己申告の血液型」よりはるかに確かな結果です。Rh型(D抗原の有無)も同時に確認されます。
結果はいつ・どこでわかる?
| 方法 | タイミング | 補足 |
|---|---|---|
| ラブラッド(アプリ・Web) | 献血後2〜5日程度 | 「献血記録の確認」画面に血液型が表示。検査結果一式と一緒に見られる |
| 郵送(親展はがき) | 献血後2週間程度 | ラブラッドを使わない場合。生化学検査などの結果と一緒 |
| 当日その場 | 会場による | 公式に明記はない。事前検査の結果を口頭で教えてくれる会場もあるが、正式判定は献血後 |
| 献血カード | — | 2026年1月に廃止。以前は印字されていた |
「当日その場で教えてもらえるか」は公式には明記されていません。正式判定は献血後の検査で行われるため、確実なのはラブラッドでの確認です(ラブラッドの使い方)。
血液型が「思っていたのと違った」ことも
昔の簡易検査や記憶違い、家族の思い込みで、献血して初めて正しい血液型を知る人がいます。特に赤ちゃんのころの検査は、母親由来の抗体の影響でうら検査が正確に出ないことがあり、「子どものころA型と言われたが実はO型だった」といった例は珍しくありません。献血の判定はおもて・うら両方で確定するため、こちらが正しいと考えて問題ありません。もし過去の医療記録と食い違う場合は、念のため医療機関に伝えておくとよいでしょう。
まれなケース:亜型・判定保留
ABO型には抗原の弱い「亜型」(A2型、Bm型など)があり、通常の検査で判定が難しいことがあります。この場合、血液センターで追加の検査を行い、結果の通知に時間がかかったり、「要精査」のような表示になったりすることがあります。病気ではなく血液型の個性で、献血への協力は続けられます。Rhマイナスや頻度1%以下のまれな血液型(稀血)が判明した場合は、血液センターから登録の案内が届くことがあります。登録すると、適合する患者さんが現れたときに協力要請の電話が来る仕組みです(まれな血液型とは・血液センターからの電話)。
子どもの血液型を知りたい場合
献血は16歳からなので、小さな子どもの血液型を献血で知ることはできません。出産時に調べる病院もありますが、乳児期の判定は不確実なことがあります。必要なら医療機関で検査を受けられます(自費のことが多い)。「災害や事故に備えて知っておきたい」という理由については、輸血の際は必ずその場で血液型を検査し、自己申告の型だけで輸血することはないため、知らなくても不利益はありません。
血液型がわからなくても献血できる
問診で血液型を聞かれることはありますが、「わからない」で問題ありません。事前検査で確認され、献血後に正式に判定されます。むしろ献血は、自分の血液型を正確に知るよい機会です。ついでにコレステロールやヘモグロビンなど15項目の検査結果も受け取れます。健康診断の代わりにはなりませんが、体の状態を知るきっかけになります(献血でわかる血液検査)。
血液型と献血の関係
どの血液型も常に必要で、特定の型だけが価値を持つわけではありません。血液センターは型別の在庫を毎日管理し、不足した型に協力を呼びかけています。自分の型がわかったら、ラブラッドで献血協力のお願いを受け取る設定にしておくと、自分の型が必要とされているときに知らせが来ます(血液型と献血・すべての型が必要な理由)。
よくある質問
Q. 献血すると血液型は当日わかりますか?
A. 当日に事前検査はありますが、正式な判定はおもて検査・うら検査を経て行われます。ラブラッドの「献血記録の確認」画面で確認するのが確実で、検査結果は献血後2〜5日程度で見られます。
Q. 自分の血液型が分からない(不明な)のですが、献血できますか?
A. できます。問診で血液型が分からなくても「わからない」と答えて問題ありません。事前検査で確認され、献血後のおもて検査・うら検査で正式に判定されるので、むしろ正確に知るよい機会です。結果はラブラッドで献血後2〜5日程度で見られます。
Q. 血液型が分からないと、献血の種類(成分献血など)が選べませんか?
A. 血液型が分からないことを理由に献血の種類が制限されるという公式の記載はありません。どの種類で協力できるかは、体重・年齢・ヘモグロビンなどの採血基準と、その日の会場の受入状況、健診医の判断で決まります。
Q. 献血の結果が、昔聞いた血液型と違いました。
A. 献血の判定はおもて・うら両方の検査で確定するため、こちらが正しいと考えて問題ありません。乳児期の検査や記憶違いで食い違うことは珍しくありません。
Q. Rh型もわかりますか?
A. わかります。ABO型と一緒にRh型(D抗原の有無)も確認され、ラブラッドの献血記録に表示されます。
Q. 子どもの血液型を献血で調べられますか?
A. 献血は16歳からなので、小さな子どもの血液型は献血ではわかりません。必要なら医療機関で検査を受けられます。輸血の際は必ずその場で検査するため、知らなくても不利益はありません。
Q. 血液型の結果が「要精査」のようになっています。
A. 抗原の弱い亜型などで追加検査を行っている可能性があります。病気ではなく血液型の個性で、献血への協力は続けられます。血液センターからの案内を待ってください。
- 日本赤十字社「献血の手順」(確認 2026/09/05)
- ラブラッド公式FAQ(確認 2026/09/05)
- 島根県赤十字血液センター「血液型判定について」
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