コロナ陽性後の献血は2週間から|現行ルールを正確に

公開 2026/08/22・更新 2026/10/10

新型コロナの献血ルールは流行中に何度も改定され、今も古い情報が残っています。現行基準は「陽性なら症状軽快から2週間」「疑い症状なら出現から2週間かつ軽快から3日」の2つだけで、濃厚接触者の制限は削除されています。ワクチンはmRNAで48時間、組換えタンパク質で24時間。
⚡ 30秒でわかる要点
📑 目次
  1. 現行基準はこの2つだけ
  2. 「検査を受けただけ」「濃厚接触」「家族が陽性」は?
  3. ワクチン接種後
  4. 後遺症・症状が残る場合
  5. ケース別
  6. 改定の経緯
  7. コロナにかかった人の血液は使えるのか
  8. よくある質問

現行基準はこの2つだけ

日本赤十字社の「新型コロナウイルスの検査を受けた、診断された等の方」(2023年12月22日に4週間から2週間へ短縮。2025年7月版の掲示でも同じ)で献血をご遠慮いただくのは次の場合です。

状況献血できない期間
新型コロナと診断された、またはPCR・抗原検査で陽性になった(症状あり)症状が軽快してから2週間
検査で陽性になった(無症状)陽性となった検査の検体採取日から2週間
発熱・咳・呼吸困難など疑われる症状がある症状の出現日から2週間以内、および症状軽快から3日以内

つまり、陽性でも治って2週間たてば献血できます。

「検査を受けただけ」「濃厚接触」「家族が陽性」は?

ワクチン接種後

日本赤十字社の延期期間一覧表(2026年1月16日時点)では、mRNA(RNA)ワクチン(ファイザー、モデルナ、第一三共、Meiji Seikaファルマ製)は接種後48時間、組換えタンパク質ワクチン(武田薬品工業製)は24時間です。接種後に発熱などが残る場合は回復してから。重いアレルギー反応(アナフィラキシー)が出た場合は症状消失後1年間控えます。秋のインフルエンザワクチンと同時接種した場合は、長いほうの48時間が過ぎてから(ワクチンと献血の一覧)。

後遺症・症状が残る場合

2週間の基準を満たしていても、だるさ、咳、息切れ、味覚・嗅覚の異常などが残っているうちは、「献血当日の体調がよくない場合には献血をご遠慮いただくことがあります」という体調面の判断が優先されます。体温37.5℃以上は発熱として不可です。無理をせず、普段の体調に戻ってから来場してください。長引く症状で通院・服薬している場合は、薬の種類も問診で伝えます(風邪・発熱と献血)。

ケース別

9月1日に発症、9月5日に症状軽快:9月19日以降に献血可(軽快から2週間)。
無症状で9月1日の検査が陽性:9月15日以降に献血可(検体採取日から2週間)。
9月1日に発熱、検査は受けていない:疑い症状として、出現から2週間(9月15日)と軽快から3日の両方を過ぎてから。
子どもが陽性で看病した。自分は無症状:制限なし。体調に変化があれば見送り。
陽性後2週間たったが、まだ咳が出る:体調面で見送りが無難。咳が止まってから。

改定の経緯

新型コロナの献血基準は流行の段階に応じて見直されてきました。感染後の延期期間は当初4週間で、2023年12月22日に2週間へ短縮されました。濃厚接触者の制限もかつては2週間でしたが、現行基準からは削除されています。ワクチンの延期期間も種類ごとに整理され、mRNAは48時間に落ち着いています。ネット上の古い記事には「4週間」「濃厚接触2週間」の情報が残っているため、最新は日本赤十字社の公式ページで確認してください。

コロナにかかった人の血液は使えるのか

基準の期間を過ぎて体調が回復していれば、通常どおり輸血用血液や血漿分画製剤の原料として使われます。日本赤十字社の献血血液は感染症検査を経て供給され、新型コロナウイルスが輸血で感染したという報告は確認されていません。2週間という期間は、体調の回復と安全のマージンを見た設定です(献血で病気がうつらない理由・献血できる条件の一覧)。

🩸 近くで献血できる場所を探す

よくある質問

Q. コロナ陽性になりました。いつから献血できますか?
A. 症状が軽快してから2週間(無症状の場合は陽性となった検査の検体採取日から2週間)経過すれば献血できます(日本赤十字社の現行基準)。

Q. 家族がコロナ陽性です。濃厚接触者は献血できませんか?
A. 現行基準に濃厚接触者の制限はありません(かつての2週間ルールは削除されました)。ご自身に症状がなく体調がよければ献血できます。

Q. コロナワクチンを打った翌日に献血できますか?
A. mRNAワクチンは接種後48時間はご遠慮ください。組換えタンパク質ワクチンは24時間です。

Q. 検査を受けて陰性でした。献血できますか?
A. 陰性で症状がなければ制限はありません。疑い症状があって検査した場合は、症状の出現から2週間かつ軽快から3日の基準が適用されます。

Q. 陽性後2週間たちましたが咳が残っています。
A. 期間を満たしていても、体調がよくない場合は見送りになることがあります。咳やだるさが消えてから来場してください。

Q. コロナにかかった人の血液は輸血に使えますか?
A. 基準の期間を過ぎて体調が回復していれば、通常どおり使われます。新型コロナウイルスが輸血で感染したという報告は確認されていません。

📚 この記事の主な根拠(内容確認日 2026/08/22)
※本記事は日本赤十字社・厚生労働省などの公開情報にもとづいています(ページ生成 10/19)。採血基準や延期期間は改定されることがあり、献血の最終的な可否は当日の会場で健診医が判断します。最新情報は日本赤十字社・ラブラッドでご確認ください。

次にすること

今週末の献血バス・今後7日間の献血バス

関連ガイド

同じカテゴリの記事(できる条件・基準)

犬や猫に咬まれた後の献血は治癒後3か月|人は6か月健康診断・胃カメラ・バリウムの後に献血できる?検査別の答え蚊・ダニに刺されたら献血できない?「刺されただけ」なら原則OK献血の前に運動してもいい?運動した日に献血するときの注意心臓病・がん・脳卒中・てんかんの既往と献血|病歴別の公式基準

都道府県から献血バスの日程・献血ルームを見る

北海道青森県岩手県宮城県秋田県山形県福島県茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県東京都神奈川県山梨県長野県新潟県富山県石川県福井県岐阜県静岡県愛知県三重県滋賀県京都府大阪府兵庫県奈良県和歌山県鳥取県島根県岡山県広島県山口県徳島県香川県愛媛県高知県福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県鹿児島県沖縄県